アクセシビリティ的な観点でアイマス画像の代替テキストを考える
この記事はアイドルマスター Advent Calendar 16日目の記事になります。 adventar.org
去年のアドベントカレンダーのためにブログを開いてはや一年、一年ぶりの記事の更新になるのでまずは今年の振り返りを
2017年を振り返る
2017年、思い返してみればシンデレラの5thライブで全国各所を回りました。毎週のように長距離移動をして死にそうだった。。。特に最初の宮城公演から高速バスで東京に戻ってそのまま渡米したときの過酷さは未だに忘れられません笑。
でも毎公演、終わるたびにステージ上からたくさんの元気をもらって次の日の副業を頑張る活力になっていて、移動は辛らったけどツアーの期間は幸せだったなって思います。
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話は変わって、皆さん画像にalt属性は入れていますか?
Web Accessibility Advent Calendar 2017 5日目の「入門者向けalt属性の書き方アドバイス」がとてもわかりやすい記事(スライド)で参考になると思ったので、早速実践ということで今年のアドベントカレンダーネタにしようと思います。
実践
altには画像がなくても画像で伝えたい|伝えるべきことを代替テキストとして伝えるという役目があります。上で紹介したスライドでは地図を例にうまく代替テキストを書けていてなるほどなと感じたのですがでは、次のような画像にaltを付ける場合はどのようなテキストを入れればいいでしょうか。
まずはシンプルなaltテキストを入れてみます。
<img src="yuko-hori.png" alt="画像:堀裕子" />
これだと堀裕子の画像であることはわかるが具体的な絵が想像できないので情報としてはまだ不足しています。
また画像というラベルのままでは普通のカード画像として連想されそうなので修正。
<img src="yuko-hori.png" alt="アイコン画像:[月夜見エスパー]堀裕子+" />
[月夜見エスパ−]堀裕子+の画像でかつアイコン画像だということが伝達できています。
しかしながらこのままではこの画像で伝えなければならない大事な情報が欠けています。ということで更に加筆。
<img src="yuko-hori.png" alt="アイコン画像:[月夜見エスパー]堀裕子+。いつものサイキック美少女ではなく、サイキックうさぎ陰陽師・ユッコとしてうさ耳をつけた陰陽師をモチーフとした衣装を纏っている。" />
アイコン画像:[月夜見エスパー]堀裕子+。いつものサイキック美少女ではなく、サイキックうさぎ陰陽師・ユッコとしてうさ耳をつけた陰陽師をモチーフとした衣装を纏っている。
ここまで記述すれば、この画像で伝えたい情報、つまりアイドルの魅力が代替テキストで十分に表現できたのではないかと思います。
こんな感じで代替テキストが表示される。
アクセシブルなコンテンツはWebのかなめ。 アクセシブルなマークアップをすることでアイマスの輪も広がってくれると信じてこれからも開発していきましょう。
といったところで、ここまで読んでいただいてありがとうございます! アイドルマスター Advent Calendar 2017 17日目はtwoterabytesさんの安部菜々にすくわれたかもしれない話です。